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建設業経理士1級独学合格に向けて-記述問題対策について

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はじめに

建設業経理士の1級は、3科目とも第1問に2題の記述問題が
出題されることは科目ごとの記事でお話しました。

財務諸表財務分析原価計算

この問題はあらかじめ指定された事柄について200-300文字
前後の文章で答えるのですが、出題されるテーマについては
良く出題されるねらい目の分野等は見受けられず
予め出題分野を予想して狙い撃ちで勉強する…、と言う対策は
現実的ではありません。

まして、同じ会計系の日商簿記検定等ではこの様な出題形式の
問題自体が無い為、文章問題自体の試験対策を行ったことが無く

よって「記述問題は捨てて第2問-5問で満点の80点を目指すべき」と言う
アドバイスを合格者の方のブログ等でよく見かけるのですが、
この試験の計算問題は財務諸表の精算表問題(第5問)や財務分析の第4問、
それに原価計算の完成原価報告書問題(第5問)と言った、
1つの問題を間違えるとその他に何問も間違えてしまう、という
所謂「ドミノ倒し」形式の問題も多い為、10点以上点数を落とす
可能性も低くはなく、そこで記述問題が0点だとこの時点で
不合格決定…、となってしまいます。
※実は私は3科目とも第2問-第5問の<計算問題のみでは
合格点に達しておらず(66-68点前後だったと記憶しています)
記述問題の加点があって合格出来ました。

どんな勉強法が良い?

よって、記述問題への解答力を養うのはやはり合格に向けて
欠かせないと言えますが、初めに述べた通り「文章問題への勉強自体
経験が無く、どんな勉強をしてよいか分からない」と言う方も多いでしょう。
かく言う私もこの試験を受けるまで文章問題自体経験が
無くずっと悩んでいたのですが、まず「○○とは△△文な特徴があり
例えば××等がある」と言う様な「文章を書く感覚」を身に付ける為に
過去問の記述問題の模範解答の文章を丸写しで書いて行く作業から
始めました。

テキストを一通り読んで用語の意味や定義を
一通りインプットしたつもりでも、いざ問題を前にして
アウトプットとなるとなかなか出来ない…、と言う方も
多いと思いますが、その段階を乗り越える為に模写と言う形で
まず「手を動かして文章を(形だけでも)書く」という事に
慣れて行きましょう。

この作業をある程度繰り返し、「文章を書く」事の感覚を
身に付けたら、次はテキストの重要な語句や定義について
文章を書き出して行きましょう。

ここでも最初はテキストの文章を模写していくのみで良いですが、
徐々に自分なりのアレンジなどを加えて文章を作って行きましょう。

最終目的は「自分の文章で書けるようになる」事

また、上記の作業で大事なのは

  • 模範解答に近い文章で書くこと
  • 教科書の説明文に近付けること
  • 教科書の説明文を正確に覚えること


等にあまりこだわり過ぎない事です。

この論述問題はいわば「1つの事の説明力が試されるテスト」です。
譬え模範解答の様な文章でなくても、問いかけに対してきちんと問題文を
読んで説明しようとしている文章であれば点数は多くもらえると思います。
「正確に覚えてそれをアウトプットする事」はそれ程大事ではないのです。

※例えば「資産の流動性について説明しなさい」と言う問題に対して
模範解答では「容易に現金化できるかどうか」と言う様な文章となりますが
「すぐに現金に出来るかどうか」でも意味合いは同じなので点数は貰えると思います。

実際に文章を書くに当たって


さて、上記の練習をするに当たって「自分の文章がどれくらいの文字数か」を
知っておくのは重要です。その「字数の感覚」を養う為に原稿用紙を用意するのが
個人的におススメです。
「これ位の文章なら大体何文字」という感覚を身に付けておくことで
指定の文字数に文章を纏める能力が身につきますし、原稿用紙なら
即座に文字数が把握可能なので短すぎ(長すぎ)がすぐに分かり
文章を肉付けするか削るかの判断がすぐ出来ます。
文章力養成には回数をこなすことが一番大事です。
原稿用紙を用意し、作家になった気分でどんどん書きましょう。

まとめ



この記事では主に

  • この試験の合格に記述問題対策が欠かせない事
  • まず模範解答やテキストの模写で文章を書くことに慣れる
  • 書くことに慣れたら自分の言葉で説明出来るようにする
  • 模範解答やテキストの説明の再現に拘り過ぎないのが大事
  • 文字数把握と回数をこなす為に原稿用紙を用意すると良い


と言う事を書かせて頂きました。

計算問題のみで合格点を確保出来ればそれに越したことは
ありませんが、満点を目指すにしても余裕は10点しかなく
やはり記述問題を捨ててしまうのは危険と言えます。
試験問題で文章を書くこと自体が不慣れで、避けて通りたい
受験生の方も多いでしょうが、「相手に分かる様に物事を
説明する」という日常でよくやっている事の延長線上と考えれば
アレルギーも和らいでくると思います。
記述問題への対応力も身に付けて、より合格に近付きましょう。

 

 

 

 

 

このテキストは、各単元の最初に一枚絵と短い説明が
添えられており勉強することのイメージがしやすく、
また1単元当たりのページ数も少なめなので読み進め
やすく作られています。

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