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はじめに
これまで、行政書士試験の各法律の科目について
紹介してきましたが、この試験ではその他に
「一般知識」という科目があり、ある意味一番の
壁となり得る科目でもあります。
何故なら、この科目は「14問中の6割以上」と
言ういわゆる「最低点」が設定されており、
この分野が最低点に満たないと法令科目で
どれだけ高得点を取っても有無を言わさず不合格。
しかも一部の範囲を除いて出題傾向もほぼ予測出来ない為
ある意味採点基準が全くブラックボックスの記述式よりも
厄介な分野と言えます。
ここではそんな厄介な「足切り制度」が
存在する一般知識について取り上げます。
効果的な勉強法やテキストは?
一般知識の出題科目の内訳は
試験の紹介記事でも少し触れましたが、
- 政治・経済・社会 7問
- 情報通信・個人情報保護 4問
- 文章理解 3問
となります。
この内1.の出題範囲は
- 日本や各国の政治原理
- 国内の経済や財政
- 介護・公害などの社会問題
- 日本の社会保障関係
- その他時事問題
と、かなり幅広い範囲から出題されます。
少しでも正解率を高める鍵は、
日頃から世の中の動きに
アンテナを張っておく事
で、ニュースを見たり新聞に目を通して
置くことが対策の一つですが、受験生の
方々の多くは社会人で、その様な時間が
なかなか取れない方もいらっしゃるでしょう。
かく言う私もそんな環境で、何か有効な
対策は無いかと情報を探していた所、
いくつかのサイトで紹介されていたのが
このテキスト。
そして「少しでも対策になれば…」と購入した所、
最近の時事関係の各事項が分かり易く解説されており、
試験でも2問程度はこのテキストのお陰で正解出来ました。
↑念の為、こちらの「発展編」のリンクも掲載致します。
こちらのLECの予想模試の一般知識問題は
過去問に無い分野の問題が多数出題
されるので、知識の幅を広げる意味で
学習するのも有効かと思います。
足切り回避の為に押さえるべき問題
ただ、足切りを回避する為にはより確実に正解が
狙える「2.」の個人情報保護と「3.」を出来るだけ
押さえる必要があります。
このうちまず個人情報保護に関しては、
個人情報保護法と行政機関個人情報保護法から
出題されますが、法令科目と同じく条文の
学習で対応可能なので、条文の読み込みや
過去問の出題事項を覚える事に集中しましょう。
また、「2.」ではもう一つ「情報通信」の
分野があり、こちらは主にインターネットや
ITに関する専門用語の意味を問う問題が
多いのですが、それらの学習の為に効果的なのが
総務省が開設している「国民の為のサイバー
セキュリティサイト」の中のIT用語辞典です。
このページは、初歩的なものから専門的な
ものまでIT用語が詳しく解説されており、
少しずつでも押さえて行くことでこの分野の
対策になります。次に文章理解ですが、こちらを解くカギは
「いかに時間に余裕をもって解けるか」です。
この分野は主に、文章に合う適切な語句の
組み合わせを選んだり前後の文章の意味に
合う様に文章を並び替える問題が出題
されますが、どれも落ち着いて問題を
読めば確実に解ける問題ですが、
集中力や落ち着きを欠くと途端に
訳が分からなくなる危険性も含んでいます。
よって一番最初にこの分野を落ち着いて解いておき、
心置きなく他の分野に移りましょう。
足切り回避の為、この分野の3問正解は必須です。
深入りはNG
最初に書いた通りこの分野は最低の正解数が設定され
重要な分野ではありますが、個人情報保護関係を除くと
出題される分野は所謂「出たとこ勝負」な部分があり
勉強時間に比例して点数が伸びるとは限らず、
あまり時間を掛け過ぎるのも得策とは言えません。
過去問や予想問で文章理解問題の対応力を養い、
条文学習も加えて個人情報保護や情報通信を押さえた後は
法令科目の点数を伸ばすことに集中した方が良いでしょう。
まとめ
この記事では主に、
- 一般知識は4割以上の正解率を要求されるので
捨ててはいけない - 政治・経済・社会は「ニュース検定」の
テキストでの対策が有効 - 個人情報保護は過去問と条文学習を中心に
- 情報通信はIT用語の理解を第一に
- 文章理解は時間に余裕を持って冷静に解く
- 但し、深入りし過ぎはNG
という事を書かせて頂きました。
対策の取りにくい科目ですが、まずは取れる
問題を確実に取ることを第一に、その上で
少しでも得点の上乗せを目指しましょう。
ここまでお読み頂き有難うございました。
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